2022/10/20

by 安定とは

久々の氷川台でのオンラインレッスン!

以前氷川台にいたころからやっていたのですが、横浜に行ってからも細々と続けておりました。リンクを貼っておくので暇すぎるときに観てみてください!

https://viptop.jp/yokohama-blog/category/オンライン

さて、氷川台にきて少し経ちましたが、

初回のレッスンでどんなテニスが理想かと伺ったところほとんどの方が「安定」と口にされていました。

今回はその「安定」を考えてみます。

 

皆さんは安定と言われて、フォームの安定、ボールの安定、回転量の安定、、など色々考えつくのではないでしょうか。

それ「自分目線の安定」になってしまっていませんか?

テニスはオープンスキルと言われるスポーツで対人のため状況が変化し対応することが求められます。(ちなみに反対は水泳や陸上のように状況があまり変化がなく自分との戦いとなるケースが多いクローズスキルというものになります。)

相手がなにを打ってくるかわからないということは、皆さんが打つボールも元々決まっているわけではなく、相手のボールによって変化させなければ安定はしません。

 

ではどうしたらいいか。

私が良くレッスンでお伝えする方法は、

「足して10にする」方法

ボールの威力を1から10の数字で表し、

1が最も弱く、10が最も強いとします。

相手が打ってきたボールが3ならば

少し強めに7で打ち返すと10にできますし、

相手が8で強打してきたらな2で当てて返します。

しかし、相手が7で打ってきてるのに、自分も負けずに8で返したとしたら足して15。

飛びすぎてアウトするか、ラケットの真ん中に当たらず(オフセンター)、ミスとなるはずです。

つまり、安定とは、相手から打たれたボールによってボールを変化させる不安定さ(対応力)が重要になるということです!

安定させたい!と思って数字をいつも一緒にしようとする(自分の打つボールを安定させようとする)と、もしかしたらボールは不安定になってしまうかもしれませんね…

少しの考え方で大きく改善することもよくあります!

さぁ、やってみましょう!

 

片桐