2023/11/07
「お父さん、ウチの家紋って知ってる?」
我が家の中学生の剣道娘が
面をかぶる前に頭に巻く日本手ぬぐいが欲しいらしい。
剣道の防具屋サイトで検索すると
どうやら手ぬぐいに家紋と四字熟語が入れられるらしい。
「ん、何だったかなぁ、おじいちゃんの位牌に入ってた気がする。」
てっ、ことで、実家の母へ連絡。
写真を送ってもらって分かったのが
“違い鷹の羽”
比較的ポピュラーな家紋らしい。
そんな流れで、娘と我が家の苗字の“忍田”トークとなる。
“忍田”に生まれたからには一度は思う疑問、
「ウチって、忍者だったの?」
「忍田はね、三重県津市芸濃町に地名があるのよ。」
「忍田の土地には忍田城跡が残っているらしい。」
「へぇー!!」
「忍田城は1070~1080年代鎌倉より前、
平安時代に忍田入道が築城されたらしい。」
「なので、築城以降は武士だったはず。」
「ふぅーん。」
「ただ、そこを西に30km進むと伊賀市にたどり着くの。」
「伊賀と言えば忍の里。なので、
築城以前は何をしていたかは分からない。」
「そーなんだ。」
「忍びから武士になる例もあるらしいし、
武士が忍びまがいな事をすることもあるらしい。」
「うん。」
「ただ、忍田家は養子・養子で名前だけ残ってきたから
お父さんも君も忍田入道の血は受け継がれてないけどね。」
「そう。」
「それで、今の本家は・・・」
ん、聞いてるよね。
相槌が上手になっただけじゃないよね。
ルーツな話は笑顔で眠くなる娘でした。。。