2023/01/24

by 肉離れに対しての持論

あくまで持論ですが、、

肉離れは、実はテニススクールにおいて最も多い怪我になってしまっています。

発生のタイミングは急な切り返し、走り出しなどです。

原因は準備運動不足、前日の睡眠不足、、などなど。

約15年のコーチ人生の中で、目の前で肉離れの事故が起こることも何回も経験があります。本当に申し訳ないことに自分の打ったボールで…というとこもありました。

その上でこれ以上肉離れで怪我をする方がいなくなるように、最大限減らすことができるように、自分なりに考えました。

考えの大元は「ジョギングで肉離れをする人はいない」ということです。

前述したように「急な」動き出しがキッカケになってしまっているので、

逆に言えば、「自分のペースで動いている分には肉離れは起こりづらいのでは」と思うのです。

テニスは状況が変化し対応するスポーツなのでなかなか自分のペースで動くことは難しいです。

しかし、想定しておくことはできます。

つまり「どこに飛んでくるかわからない」と思って構えておくことが大事なのではないでしょうか。

きっとこういうボールが飛んでくる、と思って構えていたところから、違った!と思って急に動くのではなく、

足を小刻みに動かしたり軽いジャンプをしたりして、

いつでもどの方向にも動ける構えを相手が打つ前に作ること、それこそが肉離れをしづらくなることなのでは、と私は思います!

全く科学的根拠はないのであくまで感覚ですが…

少しでも参考になれば幸いです。

怪我のない、テニスのある人生を!

 

片桐