2019/07/02

by ウィンブルドン

始まりましたね!20年前に自分もあの場所でプレーしていたのが、何だか信じられないです笑。最初に出た時は、白いウェアを持ってなくて、会場の近くのスポーツショップで慌てて購入したので、サイズが合わなくて、長いスコートで深夜のNHKで放映されたのを覚えています。

テレビ放映出来るコートは決まっていて、大体メインコートだったりするのですが、メインコートに入る試合はシード選手が多いので、テレビ放映されるから日本にいる身内も応援出来ると喜ばれる反面、勝算は厳しいですよね。

 

会場には日本人の方も沢山応援に来ていて、外国の子供達にサインを求められると、何だか変な感じがしますが、子供達にとっては、ウィンブルドンに出る選手達は皆憧れなんだなと妙に納得したりしました。

 

ウィンブルドンは格差が激しく、選手のロッカールームもランキングで選り分けされているので、私のランキングでは入れない建物もあるのですが、NHKのメディアルームは、トップ選手の個別のロッカールームと同じ建物内にあったので、試合後のインタビューで呼ばれた時は、厳しい警備の中で建物内に入り、とても緊張しました。

 

また、他の4大大会では、更衣室が選手皆同じで、自分のそばでトップ選手が着替えていたりする事がよくありますが、ウィンブルドンでは更衣室は別なので、トップ選手と顔を合わせるのは食堂ぐらいでした。

 

メディアは選手達の控え室に近寄れないので、いつもメディアに追われている選手達が、伸び伸びと寛げる空間もまた、違う表情が見れて楽しかったです。ソファで寛いでいたり、インターネットをしていたり、本を読んでいたり、チェスをしていたり、リラックスしています。

 

来年のオリンピックに向けて、今から色んな選手をチェックするのもいいかもしれませんね!