2020/04/20

by 試合

試合って響きはなんか敷居が高く感じますよね・・・でも

漢字を読み解くと

「試(ためす)」「合(あう)」

まさに「試し合い」です

なんでこんなことを言うかといいますと・・・・

「試合に出ないんですか?」と聞くと

多くの方が

「まだ早いと思う」「〇〇が上手くいくようになったら出ようかな」

という返答をされます

 

確かに

 

出るからには勝ちたい

 

その気持ちはとてもよくわかります

私も負けるのは嫌いです

勝つ方が楽しいに決まってます

 

でもよく考えて下さい

 

負けたことない人なんていないんです

世界NO.1も常に勝ってないですよね?

 

そもそも相手と自分が戦うので

50%は負けるし、50%は勝つのです

 

でも正直、勝つ確率が高い人はいます

その人たちはなんで勝てるのか・・・

上手いから

強いから

〇〇が上手だから

理由はいくらでもありますが・・・

でもそれは結果論であって

その人たちがなんでその技術を持てるようになったかというのは

 

「負けから学んだから」

 

だと思います

 

先ほど述べたように、誰もがやるからには負けたくないし勝ちたい

負けた悔しさが、更なる上達へ意識をと向けるのです

 

そして勝てる人というのは

負けたことにより

今の自分の実力が正しくわかります

例えば

区民大会2回戦負けレベルというような目でわかるようなものではなく

「このパターンでは格上の相手からでもポイントが取れる」

「このシチュエーションに弱い」

「このショットは練習ではうまくいくけど試合になるとうまくいかない」

 

こういった経験値を積み重ねることによって

練習の質が高まります

「なりたい姿」が、ただ漠然と練習している人より

より具体的だからです

 

もう一つ大事なのが

自分と違う人たちのプレーを直に味わう事ができます

はるかに上手い人

ちょっと上手い人

あんまり上手くないのになぜか勝てない人

あきらかに上手くない人

 

他人の試合も勉強になります

こんな相手にはこうやるとポイントが取れる

技術的に劣っていても戦術的に勝っていれば勝つことができる

戦術を学べます

ポジションも学べます

 

そこでちょっと真似したくなるようなプレーヤーでもいれば

なりたい姿はよ具体的にになります

 

試し合うことを恐れないでください

テニスの深さは果てしないです

絶対楽しいです

保証します

 

でもこれだけは私の力ではどうにもできないことがあるのですが・・・

ビギナーの試合にとんでもない実力の人が出てて・・・

これは本当に悲しいです

その人たちはこう言います

「勝ち癖をつけたくて・・・」

気持ちは分からないでもないです

負け続けたら気持ちは折れそうになります

でも

「誰かを踏み台にしていい」にはならないはずです

自分のフィールドで勝てる方法を探すのが本来の楽しみ方だと思います

 

なんともまとまりのない文章になってしまいましたが

試合は絶対楽しいです

今テニスが出来なくてもやもやしている方は是非トライして頂きたい

私も今年は出ます!

なにせもやもやしてるから笑

一緒に頑張りましょう!

太田雅博