2016/11/19
先日、柏までセミナーを受講しにいって参りました。
毎年参加させて頂いているこのセミナー。
もちろん勉強になるのですが、
他校や他社のセミナー仲間にも
会えてとても有意義なものとなっています。
さて、内容についてですが、
正直2日間のうち2日目しか参加出来なかったので、しっかりとは理解出来なかった感じがしました(´-`)
でも、印象的なことがありました。
日本人のジュニア(小学校低学年くらいなのにめちゃくちゃうまい子達)のラリーを見て
講師が一言。
「上を見上げていなくてはいけないから
首が疲れるよ」
もちろん冗談で皮肉を言ったのですが、
見事に芯を捉えており、
衝撃的でした。
たしかに私も今まで
「安定に勝るものなし」と
思ってリスクを下げることを
皆さんにもお願いをしてきました。
しかし、最先端のテニスはどうでしょうか。
錦織くんのテニスを見れば一目瞭然、
スピードとタイミングのテニスです。
世界の目(講師はデ杯ベルギー代表のコーチ)
から見ると安定はしているものの、リスクを怖がりすぎて
ムーンボール(山なりの軌道のボール)を
多用し、相手を動かしても脅威にはなりづらい。との事でした。
たしかにそうです。
自分が有利なときも
まず考えるのはマイナス要素(相手にポイントをあげないように、攻撃されないように)でした。
もちろん、大事な事ですが、
それではイタズラにラリーを長引かせるだけ。1試合を考えたら体力が持ちません。
自分が有利なときは適度な(これが重要)リスクを負うこと。
これを意識してやってみてほしいと思いますし、自分でも伝えていきたいと思いました。
ただ、勘違いして欲しくないのは、
ミスを恐れてバンバンいけばいいわけではなく
自分自身の、相手の、状況をみて
適度に!です。
難しいですね…がんばりしょう(^^)
ぎりでした。