2022/04/03
谷野コーチからのパスにより
ハードルが高くなったこのタイトル・・・
頑張ります!
まずはみなさん!
姿勢を正しく、その姿勢のまま椅子に座ってください
尾てい骨からしっぽが生えているとイメージしましょう!
そのしっぽが上に向いているイメージで立ち上がってください
それが一番正しい姿勢です
パワーポジションと言います
その姿勢で常にコート上を動くようにしましょう!
次に膝です
よく膝を曲げるといいますね
膝はつま先より前に出ると負担がかかります
スキーのジャンパーが着地したときの姿勢を思い出してください
前足の膝は大体踵の上に位置していますよね
あれは着地時の衝撃が膝にかからなくするためにあのような
姿勢で着地します
なのでテニスでも膝がつま先の方向に向かって動くという動作を
しないほうがいいです
常に膝の位置がどこにあるかを確認してください
上記二点を気にしてまず素振り!
家にいる方はラケット持って振ると家具が破壊されてしまうので
注意が必要です(笑)手で素振りをしてください
出来る限りゆっくり、姿勢と膝の位置を確認してくださいね!
体の軸がまっすぐになっていることを確認できるはず!
次はその感じたまっすぐな軸を中心に右側に股関節を捻る
これがテークバックの正しい動き方です
その軸を残したまま、逆側に捻る
これがスイング時の動作となります
逆側で行うとバック側になりますね!
さあ、基本の動作が出来てきたので
次はボールを打つことをイメージしていきましょう!
まずボールをどの高さで打つか(打点の高さ)
素早くそのボールをとらえられる位置にラケットの高さを合わせましょう
体の捻りはそのまま意識してください
次にどのようなボールを打ちたいか(打球の方向)
高さを出したければ、セットしたラケットはボールの下に来るように
まっすぐの軌道で打ちたければボールの真後ろに来るように
打点・軌道に注意して素振りしましたね!
その素振りでは力があまり入ってないですよね??
その少ない力で振ることが重要です
テニスボールは50グラム程度
素材はゴム 中には空気
とっても軽いし、よく飛びます
力をいっぱい使う必要なんてありません
もし力がたくさん必要ならコーチや選手はあんなに長い時間
テニスできませんし、なによりもっとマッチョなはずです
小学生でも私より速いボールを打つ子はたくさんいます
力を入れないと力負けするという話をよく聞きますが
単純に打点が遅れて、力の伝わらない場所で打ってしまっているか
真ん中に当たらず、負荷がかかっているかのどちらかです
楽に、楽しく、テニスを続けるには怪我がないことが一番!
それを実行するには
正しい運動連鎖(体の動き)と必要以上に力を入れないことです
あっ、準備体操と整理体操も!
準備体操は反動をつけて、しっかりほぐしましょう!
整理体操はしっかり伸ばして疲れを残さない!
4月期始まりますが、皆様怪我には十分注意して楽しくテニスしましょう!
太田 雅博