2022/03/28

by 続いてのご質問

「ダブルスでミスをすると、『すいませーん、すいませーん』が飛び交うことがありますが、そんなに必要なことでしょうか?」

結論から行くと、そこまで必要ではありません

ただ、気持ち的に自分が失敗することで、ペアに迷惑をかけてしまった

というのはわかります

 

以前も書いたかもしれませんが、4名で行うダブルスでは

25%の確率で失敗します

その確率をどうやって低く抑え、どうやって相手の確率を上げるか

を考えて行うことが重要です

 

なので、本来でしたら「すみません」と謝ることではなく、

どうやってそのミスを次につなげるかという建設的な話をするべきです

例えば相手のボールの回転が思っている以上にするどく変化についていけなかった

といったような失敗なら、ペアにその情報を教える

また自分へは修正した形で次のボールに入る

などですね・・・

 

なのでただ謝らない、建設的な話もしない、自分の思ったようにやるだけだと

一緒にやってくれる友達がいなくなってしまう可能性がありますので

注意が必要です(笑)

 

あとは心理的に

味方に申し訳ない、失敗しちゃったどうしよう・・・

という「すみません」が増えてしまうと

どうしてもミスをしたイメージが自分の頭から離れなくなります

悪いイメージが頭に残っているとそれを繰り返してしまう

というものもありますので、

 

ペアは味方

 

という当たり前を思い出してください

なのでペアのミスをカバーするのは当然

ペアが落ち込んでいたら、前向きにするのも当然

ペアに「すみません」が増えてきたら要注意です

しっかり励まして作戦をたててくださいね

 

試合が終わったら、全体の反省を話す中でのあの時はごめん

的な謝るはとても素敵だと思います!

できるだけ建設的にいきたいですね!

太田雅博