―　２２０話　―

こんにちは。

 

いよいよ３月も終わり４月ですね。

 

卒業シーズンです。

村木さん・早坂さんが更新していましたね・・・

 

卒業していくスタッフそれぞれに思い入れや思い出があります。

 

その中で私が書くのは２人・・・

 

 

 

坂本コーチ・中村コーチ

 

 

 

 

この２人です。

 

実は私の教え子です。

TTクラス出身です。

と言っても結構みんな知っていますね。

 

 

まずは坂本コーチ。

 

昔は背も小さくパワーもなかったので、その結果、両手両打となりました。

珍しいですよね。

そういう背景があったんです。

そして異常に足が速く、ミスをほぼしません。

でも一番の長所は、そこではありません。

 

なにより努力が出来るということでした。

 

始めはみんな出来ないことばかりなんです。

でも坂本コーチは伝えた課題を、必ず克服して実行していましたね。

どんなに厳しいメニューでも弱音を吐かず

どんなに叱られても前を向いていました。

努力というのは本当に大切だと逆に気づかされました。

 

その結果、テニスはものすごく上手になりました。

あの相賀コーチも、うなるくらいの実力ですからね・・・(笑)

でもそれは、やっぱり全て努力なんです。

 

 

 

そしてもう１人、中村コーチ。

 

坂本コーチと同じクラスでレッスンを受けていました。

周りは、みんな男の子でボールも速い・・・

周りのメンバーの動きが速い・・・

始めはあまりついていけていませんでした。

それでも坂本コーチと同じく、あきらめず努力を続けていました。

本当に感心することに、どんなに辛くても泣くことはありませんでした。

いつも明るく振る舞い、前を向いて練習していました。

おそらくそれは、上手くなりたいという強い心を持っていたんですね。

本当に強い芯を持っています。

それは、テニスを通じて成長したものなのかもしれませんね。

 

 

 

 

高瀬ヘッドコーチに、涙もろくなりましたね、と言われていますが

それは仕方のないことです。

だって、そうじゃないですか？

私は２人の成長を間近で見てきました。

嬉しかったことも、楽しかったことも、そして苦労も見てきました。

１０年くらいですかね。

本当に私は幸せ者だと思いますよ・・・

 

 

コーチって、皆さんから見ると教える職業ですよね。

でも私たちから言わせていただくと、その逆で、それ以上に多くのことを皆さんから学ぶのです。

私は２人から多くのことを学びました。

 

「絶対にあきらめない心」

「いつでも前を向いていること」

「元気を周りに伝えること」

 

本人達には、言っていませんが・・・(笑)

泣けちゃうでしょうね。

 

 

きっと、かっこいい大人になって、またTOPに顔を出しに来てくれることでしょう。

 

その日を楽しみに待っています。

今までお疲れ様でした。

 

 

P．S

澤渡コーチについては、またいずれ書きますね。

澤渡コーチも名コーチでした！