2017/05/23
前回書いたサーブが苦手だった時に私が克服、意識ポイントを少し書きたいと思います。
苦手意識をもった時にサーブに限ったことではありませんが、一番初めに障害になるのはネットです。サーブでネットを越せない人は、ほとんどが振り下ろすスイングになってしまっています。正しいサーブのスイングは振り上げるスイングだと私は思っています。振り上げるスイングと言われてもピンとこないかもしれませんが、インパクトの時に背伸びをする感でラケットを誰かに引っ張られているようなイメージを持てるといいと思います。サーブを見ていると振り下ろしているように見えますが、必要ない部分では力を抜いて自然の流れでラケットは下にきています。サーブは上手な人ほど、打った後はリラックスして力を抜いていると思います。もう一つはトスに注意を払う。サーブが入るか入らないかは、構えてトスを上げた瞬間に分かると聞いたことはありませんか?サーブはトスが8割とあるように、トスが上手く上げられているかどうかです。 サーブが入らない人の中には、頭の中のイメージでは上手くラケットを振れているという方も多いと思います。そういう方が見直してほしいのがトスです。自分が打ちやすいところにトスを上げていいので、打ちやすいところに移動して打つストロークやボレーよりもずっと簡単なハズです。しかし他のショットとは違い頭上で動作をすることで、正しいトスの位置と高さを掴めていない場合が多いようにと思います。うまくトスが上がらないのなら、必ずやり直す!!悪いトスでは絶対に打たない!!
本当に入らなくなった時はファーストサーブとセカンドサーブは打ち分けない方がいいと思います。修正してサーブが入るようになって、コントロールできるようになれば積極的に打ち分けていく必要がありますが、入るかどうか不安・・・という方は同じショットを2回打つチャンスがあると考えてみてはどうでしょう?
気持ちに少しは余裕がでるかもしれません!
少しでも思い当たるところがあれば是非参考にしてみて下さい。
高瀬