2013/11/10

by プロ野球ニュース

侍(小久保)ジャパンついに動き出す

侍ジャパンは9日、台湾・新荘球場で台湾代表との強化試合第2戦に臨み、4―2で

逆転勝ち。秋山(西武)の連夜のV打で連勝し、広島ドラフト1位の大瀬良

(九州共立大)が2回0封の代表デビューを飾った。

先発・野村(広島)が1回2死、3番・陽岱鋼にいきなり先制ソロを被弾。

真ん中高めに浮いたスライダーを中堅左に運ばれた。

日本は2回、1死から浅村(西武)が左前にチーム初安打。続く平田(中日)が

左翼線二塁打で、1死ニ、三塁のチャンス。ここで秋山がセカンドの右を破る痛烈な

右前打。2者が生還し、逆転に成功した。

伊藤(オリックス)も中前打で続いて1死一、三塁。ここで梶谷(DeNA)が

初球を捉え、左中間を破る2点適時三塁打。怒涛の5連打で、この回一挙4点を

入れた。

大瀬良は2番手で5回から登板。最速153キロをマークするなど、2回0封。

6回には2死一、三塁で4番・陳俊秀を迎えたが、フルカウントから外角低めの

カットボールで空振り三振に仕留めた。

追加点こそ奪えなかったものの、5回、7回と小久保監督は二塁への犠打と手堅い

作戦。継投は3番手・松田(阪神)4番手・高木(NTT東日本)5番手・松永

(ロッテ)とリレー。8回に高木が1点を失い、9回も松永が一打同点の2死満塁

とされたが、何とか逃げ切った。

以上 木村でした。