2018/01/28

by 「シンゴ・クニエダがいるじゃないか」

テニス史上最強の選手からの一言です。

こんにちは みなさま。

テニスをたのしんでいらっしゃいますか?

自転車通勤がもう強烈に寒くて、凍えております フロント児玉維賢です。

このあたりは風も強くて、、それも体感温度を爆下げしてきます。

 

本日1月28日夜は、全豪オープン男子シングルス決勝戦。

ロジャー・フェデラーとマリン・チリッチが対戦します。

チリッチは2014年の全米オープン決勝戦で錦織圭を破った、あの選手です。

対するフェデラーはこれまで歴代最多、19コのグランドスラムタイトルを持つ名実ともに史上最強の選手。

今回優勝すると、男子では前人未到の20コ目のタイトルとなります。

 

そのロジャー・フェデラーが、まだ錦織圭の躍進が始まる前に日本に来たとき、質問を受けました。

「日本にはトップ選手が育っていない。それはなぜだと思うか。どうすれば日本テニスが世界に伍するプレイヤーを生み出せると思うか」。

この質問へのフェデラーの答えが、このブログのタイトル「シンゴ・クニエダがいるじゃないか」でした。

 

フェデラーは自身のキャリアグランドスラム(全豪、全仏、全英、全米のすべてのタイトルを取ること)を達成する前に、その偉業を自分より先に達成した選手がいる、それがクニエダだ、と紹介していました。

いまでこそ、錦織をはじめ大坂なおみ、遅咲きの才能が開花した杉田祐一、男子ダブルスで活躍したマクラクラン勉など、トップ選手と呼べる選手が日本からも出てきています。

しかし、その当時から我々日本人よりも、国枝慎吾の実力を認め、称えるロジャー・フェデラー。

すばらしい視野とスポーツマンシップを持っていますね!

 

その国枝慎吾選手、昨日1月27日に今年の全豪のタイトルを獲得!

ケガから復帰し、勝てない時期を乗り越えての3年ぶりの全豪タイトルでした。

車いすテニスは、女子にも上地結衣というトップ選手がいます。

今年の全豪はシングルスは惜しくも決勝で敗れたものの、ダブルスでタイトルを取っています 強い選手です。

そう、日本人テニスプレイヤーは育っているわけです。

 

 

さあ、そんなフェデラーの全豪オープン決勝戦。

どのような結果になるのか、大注目ですね。

 

今日の一枚:メルボルンの空