2021/08/28
最近スマッシュの練習をすることが多く、
皆さんと一緒に練習している中で改めて気付かせてもらったことをお伝えしたいと思います。
いつものように考え方次第。というところがありますので、ぜひ皆さん意識してみてください。
まず、スマッシュは何のことを言うのか。
チャンスボールをネット際から相手コートにたたきつけるショット?
ネットから離れた位置まで下がって打ついわゆるジャンピングスマッシュ・オーバーヘッドスマッシュ?
私は後者だと思っています。
なぜなら、前者は特に何も考えなくても失敗しないからです。
もちろん、失敗することは私もありますが、
それは逆に考えすぎたり、狙いすぎた結果だと思います。
後者は難しいので、技術がいります。
難しいからこそ、こうしなきゃいけない、こうすれば入るという感覚を持って
慎重にボールとの距離を合わせたり、狙いどころを決めたりしますよね?
私はそれが大事だと考えます。
スマッシュは簡単だからバシッとオープンコートに打つもの。という邪念が
スマッシュをミスらせているのではないか、と感じています。
スマッシュは難しく、繊細で、ある一点の打点のみ強打することが出来ます。
それは「利き肩の上」です。つまり、頭より後ろです。
頭より前で打つとネットから離れた位置からはフルパワーでは打てません(ネットします)。
しかし、先ほどの話の前者(ネット際から打てる状況)のときにはなんでも入るので
特に考えなくていいのに、「打点は前で横向き」とか考えると後者(ネットから離れたとき)の状況で
「打点を前」にしてしまったりして、ネットする。というパターンに陥ってしまうのではないでしょうか。
つまり、スマッシュはオーバーヘッド(頭の後ろ)で打つもの。と思っていればいいのではないか、というのが私の結論です。
ロブを追う時は、追いつきすぎない。
打点は頭より後ろ。
スイングは振り切る。
走り方は大股。
片足でジャンプして反対の足で着地。
などなど、、オーバーヘッドのスマッシュで気を付ける点に集中できるのではないでしょうか。
特にスマッシュを不得意と思っている方は、
そもそも、ネット際からのスマッシュをどこでも打とうとしている可能性があります。
よかったら気にしてみてください。
以上です。
片桐