2020/04/30
本日で4月が終わりますね…
来年はきっと楽しい4月にしましょう!
最近肩こりに悩まされるようになりました。
テレワークなめてた笑
今日のオンラインレッスン参ります!質問コーナーへの返答です!
ご質問内容
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ボールの認識のズレについて相談です。
ボレーかストロークかにかかわらず、特にバックハンドでラケットの真中にボールが当たらず、
根本の方に当たってしまうのが悩みです。
そこで、ラケットの下3分の1くらいにガムテープでも貼って、
そこに当たったらすぐわかるようにして練習してみたらどうかと思うのですが、そのような方法をどう思われますか。
それとも、結局はインパクトともよく見て、自分の認識のズレを矯正していくしかないでしょうか。
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ご質問者さま、この度はありがとうございます。
とてもいい練習だと思います。
今日は私もよくレッスンで行う練習方法を紹介します。
少し違うのは、当たってほしい方にテープを貼るところです。
参考までにテープを貼る位置をご紹介します。
ラケットの中央(スイートスポット)は、
縦横のストリングの1番長いストリング同士が重なる場所になります。
しかし、近年ではあえてそのエリアを外す技術が出てきました。
プロの連続写真を見て、「いや、真ん中はずしとるがな」と突っ込んでしまった方はいらっしゃいませんか?
はい、私と仲間です。笑
なぜ外すのかというと、面ブレをわざと起こすためと、スイングの大きい所で当てたいからです。
ストロークの打点にセットし、トップスピンを打ちたいとします。
面は、ネットに対して並行、もしくは少し下向きにしたいですよね
なので下の図のようにラケットの下の方に当てます。
すると、
ボールが当たった勢いで、面は少し下に向きます。そこでスピンがかかるわけですね。
すごい技術です…。
スライスも同様、下の図のように上の方に当てます。
すると、面は上向きに面ブレし、スライスがかかる…
んーできる気がしない笑
あとは、先端気味に当てるのは、下の図をみてもらうとわかりやすいかもしれません。
ラケットを肘関節、手首関節支点でプロネーション⇒スピネーションをさせ、
動かせば、グリップ方向から先端方向に向かうにつれ、動きは大きくなりますよね?
そのため、インパクトの0.004秒間により多く動いている先端の方が
スピンがかかる。というわけです。
まあ、説明することはできますけど、残念ながらこれもできる気がしません笑
トッププロをみると実は異次元のことをやっていますが、彼らも、もちろん真ん中に当てようと思えばできます。
ラケットのどこに当てるかというところまでコントロールできるわけです。
さて、話を私たちの次元に戻すと。
真ん中に当てようとすることは重要です。しかし、
その手前でどこに当たっているかを正確に知ることが出来るようになることが
私は近道だとおもっています。
そうすれば修正が容易になるからです。
そのために、とてもいい練習が、ご質問内容にもあった、
テープをスイートスポットに貼ること。
そうすれば、テープの上に当たった時と、そうではなかったときが
音で判別できます。
テープに当たるとカンッ!もしくはペンッ!みたいな音がします。
そうでないところに当たると、振動が混ざってなんとも情けない音がします。
それで判断できるようになると、自然と、真ん中に当たる感覚がわかり、
当てられるようになるのではないでしょうか。
お家でそのまま、ボール付きからやってみてください!
片桐