2020/02/19
その昔、グラファイトというラケットが
テニス界を席巻していました。誰もが憧れ、
マイケルチャンをはじめ多くのプロが愛した
あのラケットが最新の技術を備えて帰って来ました
その名も「ファントムグラファイト107」
昔のデザインを彷彿させるこのグリーン×ブラック
懐かしさを感じる方も多いのではないでしょうか。
フェイスサイズは107inch
最近の100inch中厚ラケットブームにより
ほとんど市場で見なくなったオーバーサイズです。
重さは305gで、イーブンバランスより少しトップヘビーよりといった感じなので、持つと305g以上に重量感はかんじます。
そしてこのスロート部分のクロスバーは
まさにグラファイトならでは。
フレームの捻れを抑制しコントロールが向上します。
昔のグラファイトは19mm均一でしたが
厚さは21.5mm-17.5mmとなっており、
根本から先までだんだん厚くなるようになっています。
そのためパワーがしっかりあります。
グリップはレザーのような角張った感もありながらしっかりとしたクッションも感じることができるグリップが搭載されており、握りやすいです。
そんな、ファントムグラファイト
私の正直な感想は、、「超トガリラケット」
使い手を選ぶラケットです。
試しにきっとグラファイトなんて知らないであろう
木田コーチに打ってもらいました。
すると、
木田「え、、片桐さん、正直、、打ちづらいです…」
片桐「残念、君は選ばれなかったね笑」
木田コーチのストロークは厚グリで思いっきりスピンをかけるタイプなので、薄いフレームではパワーが無さすぎてしっかり飛ばさないのです。
片桐「じゃあグリップ薄くして後ろから前に押して打ってまて」
木田「ぅおお!超打ちやすい!」
片桐「だよね笑」
というように、このラケットはスイングを後ろから前に押しながら打つ方には超最適です。
プレーヤーのスタイルによって全く別の顔を見せる
このファントムグラファイト、皆さんも選ばれるか
試してみてはいかがですか?
Aコートに2月後半まで試打ラケットがあります。
ちなみに発売は3月を予定しています。
是非、よろしくお願いします。
片桐