2020/02/08

by 振り上げる

サーブは振り下ろすのではなく振り上げるっていいますよね?

私もずっと言い続けてきました。

さて、ほんとにそうなのか?

振り上げるというのは、

ネットがある関係上、打点からサービスライン(サーブがインとなる一番奥の位置)まで

直線的な軌道だと物理的に100%ネットにかかります。(たしか身長が220cm以上だとそれが可能だとか)

なので、オーバーヘッドスイングなのですが、上に打つ感覚が必要、ということです。

しかし、最近思うのは、振り上げると意識すると、

スイングが振り上げた後止まってしまう、もしくは減速してしまいます

みなさんはどうですか?

サーブの威力を出していきたくて、回転量も上げていきたい方は特に

振り上げた後に減速するなんてもってのほか。

しっかり振り切りたいところです。

そこで。

思いっきり「振り上げる」ために「振り下ろす」と意識したらどうかと考えました。

なぜなら、

サーブはスイングは肩を中心とした円運動。

つまり、打点までの片道である「振り上げる」には

打点を通過後に返ってくる動作である「振り下ろす」は含まれませんが、

 

「振り下ろす(帰り)」には「振り上げる(行き)」が含まれているんです。

 

わかりましたか?

ちょっとややこしくなってきましね。

簡単に言えば、

「振り下ろそう」とすれば勝手に「振り上がる」わけです。

 

ただ打点が前すぎると振り切れないのでトスはしっかりと

後ろに上げることが大切です。

 

なので、皆さんの頭の中ではシンプルに

非利き手「トスを適切な位置(後ろ)に上げること」

利き手「思いっきり振り下ろす」

だけ考えていればいいってことですね。

 

あとは結果で判断。

ネットしたら、トスをより後ろに。

オーバーしたら、スイングをもっと振り下ろすように。

修正してあげてください。

 

さあ、やってみましょう!

 

片桐