2016/12/21

by 貝木泥舟と私

もうすぐクリスマス!僕の兄は欲張り過ぎてサンタからプレゼント貰えませんでした。2兎追う者一兎も得ず。

ブログを見たな?金を払え。

が口癖の男、貝木泥舟をみなさんはご存知でしょうか?

貝塚の貝に、枯れ木の木。

貝木泥舟。

小説家の西尾維新さんが著者の物語シリーズに出てくる架空の人物です。

黒い喪服のようなスーツを身に包んだ不吉な雰囲気のある男で

なによりも金銭を至上とし、徹底した行動倫理で動く彼は詐欺師なのです。

いわゆる、悪役なんですが

悪役から学ぶ事は意外にも多いと私は思う。

他の作品で好きな悪役といえば、私の教科書でもある『ジョジョの奇妙な冒険』に出てくる

吉良吉影もそうなんですが、その方を語るのはまた後日。

 

悪役である貝木ですが、物語シリーズである『恋物語』では貝木の視点で物語が語られました。

千石撫子という女の子があるキッカケで神様になり、片思いである阿良々木暦を殺そうと

するのを阻止する為、貝木は阿良々木暦が死んだと彼女を騙そうとする。(詳しくは原作かアニメを見てね♪)

貝木の名言は、彼女が貝木の詐欺を看破し、まさに貝木を殺そうとした時でした。

 

「千石、俺は金が好きだ。なぜかと言えば、金はすべての代わりになるからだ。

物も買える、命も買える、人も買える、心も買える、幸せも買える、夢も買える___

とても大切なものでそしてその上で、かけがえのないものではないから好きだ。

逆にいうと俺はな、かけがえのないものが嫌いだ。これじゃなきゃ生きていけないとか、

あれだけが生きる理由だとか、それこそが自分の生まれてきた理由だとか

そんな希少価値に腹が立って仕方がない。阿良ヶ木に振られたらお前に価値はなくなるのか?

お前のやりたいことはそれだけだったのか?

お前の人生はそれだけだったのか?」

 

僕は幾度となくこの言葉に助けられました。大きな苦難を乗り越える事が出来ました。

たかがフィクションと思わず、是非、小説や漫画なども手に取ってみてはいかがでしょうか?

みなさんの金言が見つかるかも知れませんね。

 

さて、もうすぐクリスマス。

みなさんがほしいものはなんですか?