2013/03/06
初級クラスの方必見!!
距離感で悩んでいる方が多いみたいですね。
確かに距離感が合えば簡単にボールを打つ事ができます。
私がジュニアクラスで特に練習してもらうことがこの距離感を取る事なんです。
(初級担当していないので・・・
①ロングラリー中、ワンバウンド地点に突進してしまいミスをしてしまっているのを良く見ます。
②長いボールに気づくのが遅れて頭の上にボールがある
③短いボールに対して動けていない
どのように解消していけばよいのでしょうか?
動体視力、そして眼球運動を鍛えるのです。
☆動体視力
動体視力にはDVAとKVAの2種類がありますが、一般的に、DVAを指すことが多いそうです。
DVA(Dynamic Visual Acuity)
目標物が水平方向に移動するのを見極める能力。主にボレーでフォアバックの判断で使います。
横だけでなく縦方向も取り入れないとテニスのストロークのバウンドに目がついていきません。
KVA(Kinetic Visual Acuity)
遠方から一直線に近づいて来るものを見極める能力
実はKVAの方が重要です。
向かってくるボールに対して速さを認識し、素早く備えることが大事です。
速さが分かれば時間が無いことに気づくので急いで距離感をとろうとする意識が身につきます。
これが第一段階です。
距離感が取れないことを感じても、距離感をとろうとする意識が無く身体が準備していなければ
身につかなくなってしまいます。
簡単なトレーニングとして、
相手が打つときに①と声を出す。
バウンドする時に②と声を出す。
①と②の感覚の時間でボールの速さが分かります。
慣れてきたら最後にインパクトで③と声を出しましょう。
長さの距離感はこれで取れるようになります。
しかし、問題は高さ。。
高さが合わないとラケットに当たりません。
そこで眼球運動の向上!!
☆眼球運動
顔は動かさず、目でものを追いかける能力です。
動くものを捉えるときの基本となります
●眼球運動の能力を向上させるには
顔を動かさないで、眼だけで物を追うことが大事です。
よくあるトレーニングは電車に乗って電柱を目で追う。
私もやります。
反対の窓でもやってくださいね。右から左 左から右 両方。
しかし、これは横の眼球運動。
ボールの速さ、フォアバックの判断、打点まで良く見えるに繋がります。
高さの眼球運動がボールのバウンドには必要なので、
上下に目を動かすトレーニングが必要です。
この行を一番上にずらして・・・・・・
縦に読んでみてください。いや、目で追ってください。
行きますよ!!(速く目で追ってね♪)
い も
ま の
む は
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べ る
今度はもう一度目で追いますが、上の文字を右下(る)~上に向かって目で追いましょう。
と、いった具合に、、
縦に目で追うことに日常慣れていないのです。
景色を見るときなどやってみてください。
顔を動かさないがポイントです。
その他のトレーニングとして
ボールを顔の前に出し上下させる。
誰かにやってもらう。
レッスン中にできるのは、
普段打つときに2バウンド目で打つくらい打点を落とす。
かな??
上級者も再確認で試してみてください。
フォームが崩れるのは結果的なものが多いようです。
距離感がとれず、フォームが崩れたとしたら・・・
フォーム練習をしても直りませんよね。
次回のテニスの話しは
1年後で!!