2015/06/27
エッセイを読むのがだいすきです。
こんにちは みなさま。
テニスをたのしんでいらっしゃいますか?
ジョジョのアニメが終わってしまい、さびしい思いをしている フロント児玉維賢です。
花京院典明の最後のシーン、目に焼き付いています。
そしてあのオープニング!!
突如出てくるDIO様の「ザ・ワールド」に、度肝を抜かれたのはわたしだけではないはず。
しびれる、あこがれるゥ!とは、よくいったものです。
本を読むのはわりとすきなほうです。
ただ、時間の関係もあって、あまり小説は読んでいません。
最近だと、サッカードイツ代表監督のレーヴさんの本を読んだりして、すごいなあとおもったりしていたのですが。
ひさびさに、エッセイを購入してしまいました 伊坂幸太郎さんのやつです。
超売れっ子で、どんどん映画化もされている、当代随一の小説家だとおもいます。
どこかの書評で「伊坂幸太郎の本は、読んでいて面白い。それに尽きる」と書いてあったのですが、まさにそのとおり。
独特の言い回しや情景の描写が、伊坂ワールドを作っています。
その伊坂さんの書いたエッセイが、また、おもしろい。
以前もブログで「小説家の書くエッセイはおもしろい」と書いたとおもいますが、今回も完全にヒット!
そのなかで、特に共感できた部分があります。
ざっくりいうと、「に泣ける、涙を流せる、そういう作品が良い作品という風潮がある」ということ。
これ、超わかる!
これから書くのは、完全に私見ですのでご了承を!
わたし、「この〇〇が泣ける!」というおすすめがついている作品には、100%といっていいくらい興味がわきません。
たいてい、誰がが死ぬからです。
登場人物が死んだら、悲しいので涙が出ます 当たり前です。
でもそういう内容って、誰でも思いつくのではないかとおもってしまうんですよね。
Mr.CHILDRENも「HERO」のなかで歌っています「ダメな映画を盛り上げるために 簡単に命が捨てられていく」と。
「違う ぼくらがみていたいのは、希望の満ちた光だ」と続くわけですが、、
もちろん、誰かが死んでしまうシーンある映画も、すきです。
でも、「泣けること」=「いいこと」、「泣ける」=「おすすめ」ということには、違和感しかないです。
ということで、あっという間に読み進めてしまった伊坂さんのエッセイ。
売れる前の話とかもあって、伊坂作品がすきな方にはすごくおすすめ!
あ、これ読んでも別に泣けませんよ。
以上「全米が泣いた!」というキャッチを聞くたびに「全米はリアクションうまいなあ」と感じる児玉がお届けしました。