2017/08/18
ジョジョばっかや!って言われたから、ちょいと趣向を変えてみました!
最高のテニス選手ってなんだろう?
っていつも思う。
先日、JTA公認テニスコーチの合格通知が届きました。
どんな資格かと言いますと、全国大会優勝を目標とする選手の育成を任せることの出来る資格です。
いうても資格を持ってるから偉いなんて事は全くなく、寧ろ目の前の生徒を一生懸命育て上げたコーチの方が比べるのも烏滸がましい程、素晴らしいし、そんな先人達から見ると僕はアリンコ同然なんです。
アリンコに失礼や!って感じです。
そんな先人達に、5〜6年前はとてもお世話になった。
僕はテニスコーチに”なんとなく”なった訳ですけど、僕に最初にコーチ業を教えてくれた師匠は、テニスに真剣な方だった。
漫画『エースを狙え』の宗方コーチが眼鏡を掛けたような人だった。
暴言こそはないが、レッスン終わりの反省会は時に2時間も及んだ。
しかし、僕は全く苦痛ではなかった(苦労はしたが)その人が真剣に生徒と、そして僕の事さえ考えてくれていたから。
その人の影響があり、勉強嫌いの僕は当時1日に3冊程のテニス指導書を読む事が習慣になっていた。
『努力では負けてはならない』の教えの通り
師匠と別れた後も、自分なりに勉強をしました。
そして5〜6年前、ついにテニス旅を敢行しました。
20代1番の大冒険になると思う。
様々なツテを頼りに、現役テニスプロを育てた方々や様々な著名人を育てた学校等に直接ご指導を賜りに参りました。
その大冒険を経て、僕なりに、最高のテニス選手、または最高の人間ってなんだろう、という答えに仮説を立てて見た。
経験の浅い僕の妄想ですけど、自分が納得すればそれでいい。
ところで僕は『運』というのが嫌いです。
人を慰めるために「運がなかったね」とはいうけど、自分に使うことは避けています。
自分の注意不足や勉強不足を棚上げにしない為です。
だから『才能』って言葉も信じない。
オリンピックの選手が、1度だって「才能があったから勝った」なんて言ったのを聞いたことがありますか?
代わりに選手達は『みんなのおかげで勝てた」と言いますよね。
【大切なことの一つは『人格』だと思います。
正しい人格者は才能の有無に関わらず、信頼のできる人を引き寄せる。
信頼のできる人は、正しい人格者をより大きなステージへと引き上げる。
まるでそうする事が自分の使命であるかのように。】
これは国際バカロレア(インターネットで調べて見てね♩)のプログラムを教えて下さった教師の方のお言葉なんですけど、全く反論の余地がないほど、納得のいく言葉でした。
さて、では人格者とはどのような事を指すのだろう?
これについて、国際バカロレアプログラムを実施している学校では10の能力(インターナショナルスクールよって若干異なる)を提示しているのですが、そのうちの一つが
論理的思考と問題解決能力と言われています。
僕はレッスンではテニスの事はもちろんの事、テニス以外の、どの分野でも大切になるであろう事を学んで欲しいと思い、色んなアイディアを考える。
この間は、子供達に特別ルールが書かれたカードを配り、自分が使いたいタイミングで提示するよう指示をしました。
カードの内容は、相手にフォアを禁止させたり、ラリーを4回続けた時点で勝利するなど自分が有利になるルールです。
これはテニスの戦略を学ぶための練習ではありますが(フォアを打てない相手にどのようなボールを打つか等)
カードは1人1枚なので、いつ、誰に使うか?
また使われた場合、どのように対処するのか?
などを論理的思考と問題解決能力を養うトレーニングでもあります。
人格というのは、人に言われて変わるものではありません。自分で気づき、変化出来るよう、
僕自身が人格者にならんとな!程遠いわ!笑
真面目な文章って疲れますね、アハァハ。
ええ事を書いて自己満足な私は
ここでおしまいです。
ほな!