2015/04/16
朝比奈コーチは「負けず嫌い」。
こんにちは みなさま。
テニスをたのしんでいっしゃいますか?
チェルシー移籍報道の出たFC東京の武藤選手は、ぜひとも行くべきだ!と声を大にして言いたい フロント児玉維賢です。
出場機会がない?
でもバイエルンで出場機会のなかったガンバ大阪の宇佐美選手は、その後大きな成長をしています。
あと何週間かでプレミアリーグ優勝のチームですよ!?
二度とないチャンスでしょう!
あと、わたしとしては個人的にすきなチームなので、ぜひ日本人にいてほしいわけです。
このあいだ、朝比奈コーチが負けず嫌いアピールをしていました。
http://viptop.jp/sagamiono-blog/2015/04/09/3752/#more-3752
この負けず嫌いって、ちょっとへんな言葉だとおもいませんか?
わたし、日本語学を専攻しておりました。
日本語学ってなに?という方に、この「負けず嫌い」という言葉を用いて説明することが、いちばんわかりやすくてですね。
あ、内容が堅くなります 今回は。
品詞分解って、覚えていますか。
文章を名詞、動詞、形容詞、助詞、、というふうに分けていくやつです。
「わたしはテニスが好き」という文章なら、「わたし」:名詞 「は」:助詞 「テニス」名詞 「が」:助詞 「好き」:形容動詞 みたいな感じです。
では「負けず嫌い」は、、
「負け」「ず」「嫌い」と分解され、、
「負け」:動詞(負ける) 「ず」:助動詞(打消し、否定の意味) 「嫌い」:形容詞(嫌い、そのまんま)
となりそうなものです。
しかし、それだと意味がおかしくなります。
「負けないのが嫌い」ということで、勝つのが嫌い、ということになってしまいますね。
負けず嫌い、この言葉は負けるのが嫌いな人に対して使うものです。
では、品詞分解のどこかしらが間違っているのでしょう。
ポイントは「ず」。
この「ず」は、じつは名詞なわけです。
漢字にすると「事」になります。
つまり「負けごと嫌い」 → 負ける事が嫌い と、そうなるんですね。
これが日本語学です。
日本語そのものの成り立ちを考えるような学問です。
学生時代は古文書みたいな文章を読んだりしていました、、もう読めないですが。
前述の「事」が変化していって「す」というひらがなが出来上がって、というのもやったりします。
とにかく、言葉そのものについて考えるような内容でした。
ぜんぜん役に立ちません。
4月の中ごろになると、大学生たちが履修を決めて、いろいろと授業が動き出します。
小説を書く授業だの、詩を考える授業だの、昔話を読み解く授業だの。
わたしの学部はおかしな授業ばかりだったような気がするのですが、こういった小話をするには役にたちますね。
逆に小話以外で役にたったことない笑。
経済学部とか、そういうのがよかったのでしょうかねー。