2022/04/30

by 振り上げるサーブと振り下ろすサーブ

またサーブの話です。

またまたフェデラーのサーブの話。

そこら中に動画があると思うので、参照いただきながらお読みくださるとわかりやすいかもしれません。

注目すべきは、トスの軌道とスイングの軌道が同じこと。

トスは身体の正面で左手を離れた後、頭の後方に向かって功を描く軌道で飛んでいきます。

対してスイングはこの逆で、頭の後方から身体の正面に向かって肩を中心にした円運動でスイングしていきます。

すごいのは、私が見る限り、スライスサーブもスピンサーブもどちらもこのスイングになっているんです。(正確に言うとすごく似てる)

フェデラーのスピンサーブって、スピンサーブっぽい打ち方じゃないな、って感じだことありませんか?

例えばわかりやすいスピンサーブの打ち方で言うとティエムとかシャポバロフとかまさにスピンサーブ(キックサーブ)って打ち方ですよね。

それに対してフェデラーのサーブはボールをみないと本当にスピンサーブのかわからない、ですよね。

違いは、振り上げるときに打球する(スピンサーブ)か、振り下ろすときに打球(スライスサーブ)するか、だと思います。

(多分何センチや何ミリかの世界ですが、、)

あれだけ軸がブレないでいろんな球種を打ち分けられるのは、改めてすごいですよね。

私も実験していろんな打ち分け方を模索してみます。

 

片桐