2020/05/05

by 毎日オンラインレッスン(27)5/5

本日はこどもの日ということで

昨日は保護者の方向けの動画をアップいたしました!

ご家族でやっていただけていたら嬉しいです。

最近風が強いですよね。

干した洗濯物が夕方飛ばされてベランダの隅に固まっていました…

それはまぁ置いておいて、、

今日は風とお友達になる方法をお話します。

 

 

風が強い日に試合や練習をしたことはありますか?

正直言って、めちゃくちゃテニスしづらいですよね…

サーブのトスは乱れるし、強く打ったら風に乗ってアウト…

逆に弱めに打ったら風に押されて戻る…

あーーもう!!!

ってなってしまいませんか?

 

そうならないためにちょっと考え方を変えていきましょう!

 

まず、大事な考え方は相手と自分は同じ条件にいることを忘れないことです。

でも自分だけに不利なように風が吹いているように感じるときもありますよね

でも、それは相手が風を理解してテニスをしていて、風とお友達になっているからではないでしょうか。

 

簡単に考えれば、以下のことを意識してやります。

「風上からは短め低め、風下からは強め高め」

「横風は風上側に狙う」

「トスは低く、回転系のサーブを打つ」

「足を動かし、ボールをよく見る」

これが出来れば風とはお友達になれます。

さあやってみてください!

 

 

って!!

「そんなことはわかってても出来ないんですよ…。」

私もそうなのでよーーくわかります。

 

 

ではなぜそれが出来ないか。

(言い方は悪いですが)インドアや無風状態での「自分のテニス」を諦められないていないからです。

いつものプレーをすることは強風のなかでは難しく、

いつものプレーにこだわってしまうことでフラストレーションを感じてしまいます。

さらに、イライラしているのを相手に見せてしまうと、相手を落ち着かせてしまうことも多くあります。

 

テニスをするためにベストパフォーマンスというのはあります。

しかし、それを毎回出せることは残念ながらほぼありません。

皆さんのテニスという棚を全部開けっ放しにするのではなく、

必要に応じた引き出しを何個か開けてその状況に適した自分のテニスに変換できるプレーヤーが

試合に強いプレーヤーだといいます。

 

皆さんがいつもプレーされているインドアのコートはその状況を全く受けないという利点があります。

だからこそ、引き出しを増やす練習が出来るのです。

練習の目的は、実力の伸ばすだけではなく、広げることもあります!

 

練習と試合の考え方でもっと皆さんのテニスは変わると思います。

 

以上です。ではまた明日!

 

片桐