スピードの魔力に取り憑かれていませんか？

 

私がいままで所属していたスクールがTOP横浜を含め、４校。

どの校でも言えることがあります。

それはクラスのレベルと平均ボールスピードの関係性です。

横浜のレベルで言うと、

初級⇒初中級⇒中級⇒中上級と

レベルと共に平均ボールスピードが上がっていきます。

しかし、中上級⇒上級になると、速度が急に落ちます。

 

なぜでしょうか。

それは、速度の必要性に気付くからです。

ボールは速ければいいと、思っていませんか？

上級レベルになると、速度でのポイントの取り方に限界を感じ、

緩急をつけ、コースを狙うポイントの取り方の方が

リスクが少なく、体力的にもコスパがいい、と感じ始める方が

多いからではないか、と思います。

 

私の理想を申しあげておくと、（なかなかできませんが）

「ウィニングショットがそのポイントの中で一番遅いボールであること」です

スピードを使い分け、左右前後に配球し、一番リスクが少ない所に

ゆっくりポトン。と落とす。相手の足が追いかけるのをやめる。

そんなポイントです。

 

逆にすごい端っこにものすごいスピードで入ったとしたら、

自分だったら危なっかしくて、次は狙うのをやめよう。と思います。

気持ち良くてまたやりたくはなるんですがね、、

ナイスショットではあるけど、何回もできる気がしないし、ナイスチョイスではないなと。

 

中上級レベルの方、中級レベルの方で、

上達に伸び悩んでいる方には、

是非、スピードだけではなく、より広い視野で広角に狙えるように

練習してみてはいかがでしょうか。

きっと、あなたのテニスが変わりますよ！

 

片桐